今日はこれ聴いた。

聴いた音楽について書くブログ。

名刺代わりの(序)

※別の場所で一度出したんですがここの方がふさわしいかなと思ったのでこちらに再投稿します。

 

好きな作品やアーティストを列挙するタイプのプロフィールに対して面白くない気持ちを以前は抱いていたんですが、素直に考えてみて「私は○○が好きです」って開示することの何がいけないんだ、と最近思うようになりました。「○○が好きな私」というかたちで、○○をブランド化する行為に見えていたんだろうな〜と思うんですが、全部そう見るのも性格悪いなと省みて思っているところ。

 

それなりにロックバンドのライブに行くんですが、最近ライブの感想を検索したりすると結構な頻度で「#邦ロック好きと繋がりたい」というツイートを見ます。これ、俺が学生の頃からあって、当時俺の見えてる範囲では揶揄の対象でしかなく、やがて話題にも上がらなくなったので消滅した文化だと思っていたんですが、今も当時と変わらず「好きなバンド列挙」「直近のライブ予定や行ったライブ」「なんらかの写真」などで構成された画像と一緒にツイートされていて、軽いショックと感動をいっぺんに受けました。昔バカにしてたものが変わらず大真面目ないしは素直に用いられており、今になってもバカにするようなら俺の方がダサいな〜と思った。それが冒頭に書いた考えに繋がっています。

「私は○○が好き」、穿った見方をせず素直に受け取れるなら、こんなに楽に相手のことを知れることはないよな、と思うわけです。

 

別に知ってもらう必要がない・そんなつもりがないならやる必要もないんですが。なんでこんな話を突然したかというと、きっかけは「音楽についてもうちょっとメディアに近い形でなんか書けないかな〜」という気持ちがあったからです。その時に自分は○○が好きで〜すというのが分かりやすいと、読者も「○○が好きなやつが語る△△」という読み方もしやすそうかな〜と(なんでメディアに近い形にしたいのか、ということにもいろんな理由があるんですが、一番の大きくて明快な理由は自分がそういうものが好きだからです)。

 

ほいじゃあ何が好きかを語るところから始めなあかんね、ということでタイトル回収です。名刺代わりのアルバムについて書こう〜〜〜〜と思ったんですが前置きが長くなってしまったので次回更新で書きます。よろしくお願いします。